こんにちは。ピアノきょうしつ音〈オト〉あきこです。
音高・音大ピアノ科を卒業、大手音楽教室講師を経たのち下北沢の音楽喫茶に勤務。
古いジャズの名盤・ヨーロッパ発のジャズ・ロックジャンルに囚われることない
厳選された良い音楽に触れ珈琲を淹れ店番をする傍ら、
ピアノに対する思い・環境・年齢・職業・趣味趣向が全く違う、
個性溢れる方々のレッスンをさせていただきました。
2010年春に、自宅にて現在のきょうしつをひらきました。
出会い、気づきによって今のきょうしつがあります
園児から小中学生中心のレッスンを数年続けたある時、
生徒さんの親御さんからご兄弟(自閉症)のレッスンのお話をいただきました。
思いがけないことでどんなレッスンをすれば良いのか分からず少し時間をいただき、
今より遥かに少なかった講演会や勉強会へ足を運び、
本を探しいくつかプログラムを作り上げて、レッスンをお受けしました。
大きな枠を必死に捉えたところで全く思った通りに行かず、
焦りつつも初めて会った者どおしが、お互い緊張してお話しして、
少し知ってを積み重ねる普通の時間を過ごしていくうちに診断名によるこだわりでなく、
その子特有のこだわりに気づき個人的に苦手なこと、お茶目なところまで知ることができ
私のことも知ってもらえて少しづつ成り立ってゆきました。
それは個性や思いを尊重し試行錯誤した喫茶店でのレッスンと何も変わっていないことに気づき
学年性別進度で括ってしまいがちなこどもたちのことも枠に囚われず、
もしくはたくさんある枠で括って括って
どんどん小さくしてひとりのひととしてさらにキラッと見えてくるようになりました。
ピアノに向かって一緒の目の高さで並んでレッスンしているとどの子も大人の私と対等、
さらにある瞬間とても大きく感じたりします。
外でランドセルを背負った姿のあまりの小ささに驚いたことが何度もあります。。
どんな自分も受け入れられる場所を。
みんなちがう魅力と並んで特性も様々です。
五線譜が見にくかったり、聴音能力が優れていたり、自由にリズムをとったり
音符がさらっと読めたり、拍子の概念がなかったり、
歌うのが恥ずかしいのも苦手があって得意があるそれだけ。
それを誰かと比べることなく自分の中で補ったり挑戦したり、
あるいは楽譜の方を調整したりして多面的にそれぞれのレッスンをお手伝いしています。
弾きたい気持ちはもちろん、不安な気持ちも一緒に持ってきていただけるきょうしつです。
あきこ
DDCL認定発達障害コミュニケーション初級指導者
JADP認定チャイルドカウンセラー
チャイルドコーチングアドバイザー
家族療法カウンセラー